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第49回日本小児皮膚科学会学術大会

会頭挨拶

ご挨拶

 この度、第49回日本小児皮膚科学会学術大会を2025年7月19日(土)・20日(日)にライトキューブ宇都宮にて、獨協医科大学小児科学、同皮膚科学の両講座で主催させて頂くことになりました事を大変光栄に思います。
 日本小児皮膚科学会は、小児の皮膚疾患を共通基盤とする小児科と皮膚科の医師らが、小児の皮膚に関する学問の進歩、専門的知識の普及を図り、健康の増進に寄与することを目的に1977年に発足致しました。
 小児の皮膚疾患は多岐にわたっており、アトピー性皮膚炎などのアレルギー性疾患や乳児血管腫をはじめ、遺伝性水疱症や角化症など難治性皮膚疾患に属するものも含まれます。また、新生児期から思春期までの間に生じる皮膚疾患の診断、治療、予防を取り扱う学問であるため、発達学から見た小児の特性や皮膚の状態を理解する必要性があり、小児科医と皮膚科医の連携が重要になってまいります。
 今回の学術大会テーマは「子どもの皮膚疾患診療 Up Date ~Find pleasure in researching, listening and discussing~」と致しました。先人や私たちの仲間の知恵から小児皮膚科学の未来を切り拓いていきたいという願いとともに、大いに語り、知って、耳を傾けてほしいという強い想いがございます。この想いから、本会のロゴは栃木県が誇る日光東照宮の三猿をモチーフとしておりますが、「見ざる・言わざる・聞かざる」ではなく、「見る・言う・聞く」の「新三猿」と致しました。
 開催形式は2024年度同様、現地開催のみとし、懇親会も通常通りに開催する予定です。会場のライトキューブ宇都宮は2022年12月にオープンしたばかりの快適なコンベンション施設で、JR宇都宮駅に直結しており改札口から徒歩2分の好立地です。多くの皆様のご参加をお待ちしております。
 最後になりますが、宇都宮での本学術大会が、参加者の皆様の日々の診療や研究の一助となります事を心より願っております。

2024年9月

第49回日本小児皮膚科学会学術大会
会頭 吉原 重美
獨協医科大学小児科学特任教授
アレルギーセンター長
副会頭 井川 健
獨協医科大学皮膚科学主任教授

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